スタッフブログ

こんにちは!プロタイムズ盛岡北店・花巻店です。

私たちは岩手県盛岡市・花巻市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。

「外壁塗装は何年ごとに必要なのだろうか?」と疑問に感じている方もいるでしょう。

盛岡市をはじめとした寒冷地は、気温差や雪の影響で外壁の劣化のスピードが早くなるため、長持ちする対策法を知っておく必要があります。

この記事では、盛岡市にある住宅の外壁塗装を検討する方に向けて、塗り替えの最適なタイミングや外壁塗装を依頼する際に地域ならではの意識すべき点を解説します。

 

この記事を見ることで、

外壁塗装の塗り替え頻度は何年ごとが理想か
盛岡市の気候による外壁の影響
盛岡市にある住宅におすすめしたい塗料選びのポイント

が分かるようになります。

外壁塗装のプロである私たちが解説するのでお悩みの方はぜひ参考にしてください。

1. 外壁塗装の周期は何年ごとが理想か

一般的には外壁塗装の周期は約10年といわれますが、あくまでも目安であり、塗料の種類や気温差、周囲の気候などの要因で塗装周期は変わります。

一般的な塗料の耐用年数を述べつつ、盛岡市の気候の特徴や外壁にどのような影響を与えやすいのかを解説します。

塗料ごとの耐用年数

外壁塗装でよく使われる塗料には、アクリルやウレタン、シリコンなどがあります。

塗料の種類によって耐用年数が異なるため、外壁塗装の周期が変わってきます。

外壁塗装に使う塗料と耐用年数は下記の通りとなります。

塗料の種類

耐用年数

アクリル塗料

5~7年

ウレタン塗料

8~10年

シリコン塗料

10~13年

フッ素塗料

15~20年

無機塗料

20~30年

近年は断熱性や遮熱性に優れた塗料や、太陽光で汚れを分解できる塗料が増えており、機能性に優れた塗料を使うと耐用年数は長くなります。

盛岡市の実情

盛岡市のように寒暖差が大きい地域では、外壁塗装の品質や耐久性に注意が必要です。

というのも、外壁材は気温や湿度の変化によって膨張・収縮を繰り返します。この動きが激しくなると、塗料の密着性が低下し、ひび割れや剥がれといった劣化の原因になるためです。

塗装後には、塗料に含まれる溶剤が揮発し、樹脂が固まることで保護膜(塗膜)が形成されますが、こうした膜も外壁材の動きに影響を受けやすくなります。

そのため、気温の変化が大きい地域では、塗料の選定や施工時期に特に配慮が必要です。とくに冬季は凍結と融解で外壁のダメージが蓄積されやすく、外壁が劣化するスピードが早くなります。

2. 盛岡市の気候の特徴と外壁への影響

盛岡市の気候の特性が、外壁にどのような影響を及ぼすのか知っておく必要があるでしょう。

盛岡市の気温や積雪量はどのくらいなのか、外壁の劣化を早めてしまうケースを解説します。

盛岡市の気候の特徴

盛岡市は寒暖差が激しい内陸性の気候となります。

盛岡市の夏は比較的湿度が高く、7月と8月の最高気温は30度を超えるケースもあり、蒸し暑い日が続きます。

一方で、冬は寒さが厳しく最低気温は約-10℃を下回り寒い地域に該当します。

夏と冬の寒暖差を比較すると約40℃と差があるのが特徴となります。

気候が原因で外壁の劣化が進むケースとは

氷点下で雪が降る地域は、乾燥や気温の変化で塗膜のひび割れが起きやすいです。

さらに、外壁のすき間やひび割れしている部分に雪解け水が浸透すると外壁材の劣化を進めてしまうでしょう。

内部に水分が浸入するとカビやコケが発生したり、建物の構造部分に深刻な損傷を与えたりする可能性があります。

3. 盛岡市の外壁塗装におすすめの塗料

盛岡市の住宅を外壁塗装する際は、耐寒性に優れた塗料や汚れが目立ちにくい塗料など塗料の選び方を意識して選ぶのが重要です。

盛岡市の外壁塗装におすすめの塗料の種類と耐用年数を述べつつ、塗料選びで意識しておきたい点を解説します。

盛岡市の外壁塗装でおすすめしたい塗料の種類

盛岡市の外壁塗装で人気のある塗料と耐用年数、費用は下記の表の通りとなります。

塗料の種類

特徴

耐用年数

単価(1㎡あたり)

無機塗料

耐候性・防汚性に優れている

20~30年

4四500円~5,500円

フッ素塗料

耐久性に優れていて、汚れにくい

13~20年

3,50440円~5,000円

ラジカル制御型塗料

汚れに強くコストパフォーマンスがよい

10~13年

2,500円~3500円

シリコン塗料

外壁塗装で地域問わず使われやすい

10~15年

2,300円~3,000円

無機塗料は他の塗料と比べて高価ではありますが、温度や湿度の変化、紫外線に優れているのが特徴です。

また、有機物の含有量が少ないためカビやコケが生じにくいのもメリットです。

フッ素塗料は雪や凍結への耐久性に優れており、紫外線にも強いのが特徴となります。

ラジカル制御型塗料は、価格と機能性のバランスがよく、コストを抑えたい方におすすめの塗料となります。

その他に盛岡市で人気の塗料が低汚染型塗料で、汚れが付着しても雨や雪で汚れを浮かし、洗い流してくれる機能があります。

塗料選びの際に意識しておきたいポイント

耐久性よりも単価を優先して塗料を選ぶのではなく、1年あたりのコストを比較しながら選ぶのがポイントです。

また、塗料の種類によってメンテナンスの周期が変わる点にも注意する必要があります。

安価な塗料を選んでも、耐用年数が短ければ何度も塗り替えなければなりません。

耐用年数が長い塗料を選んだほうが、トータルのコストで考えると安く抑えられる可能性があります。

4. 外壁が劣化しているサインとは

外壁が劣化してくるとサインがあらわれるため、そのサインを知っておくと、緊急を要する補修工事が必要かどうかの判断が可能です。

盛岡市の外壁でよくある劣化サインの種類を、実際の写真を見せながら解説します。

目で見てわかる外壁劣化のサイン

色あせや変色、外壁のツヤの消失、ひび割れは目で見てわかるサインの1つとなります。

【色あせ・変色】

引用:プロタイムズ盛岡北店・花巻店

色あせや変色、外壁のツヤの消失は、紫外線の影響で塗膜の防水性が低下しているサインです。

建物の外観が古く見えるため、新築のような輝きを取り戻すためには塗り直しが必要です。

【ひび割れ(ヘアクラック】

引用:プロタイムズ盛岡北店・花巻店

塗膜や外壁にひび割れがあると、塗膜の保護機能が落ちてしまいます。

ひび割れの放置は雨漏りの原因になり、建物自体の強度の低下につながります。

直接外壁に触れてわかる劣化のサイン

塗膜の浮きや剥がれ、チョーキングは外壁に触れるとわかるサインです。

【チョーキング】

引用:プロタイムズ盛岡北店・花巻店

壁に触れた際に、指に白い粉がつく現象がチョーキングです。

雪や雨、紫外線などの要因で塗料の成分が分解し、粉状となって表面に出ている状態となります。

塗料の防水機能が低下しているサインであり、放置すると雨や雪の水が内部に浸入するおそれがあります。

 

【塗膜の浮きや剥がれ】

引用:プロタイムズ盛岡北店・花巻店

雨や雪、紫外線で塗膜が外壁から剥離してしまい、水膨れのように発生している状況です。

手で触ると簡単に剥がれる状態で、塗料の機能性が損なわれているサインです。

塗装会社にすぐ連絡したほうがよい劣化のサイン

住宅の外壁に反りや歪みがあると塗装だけでは対処できず、外壁材の張り替えが必要となります。

また、サイディング材のボードの継ぎ目や窓サッシの周辺にあるコーキングの割れや剥離がある場合も重度の劣化症状の1つとなります。

シーリングの割れや剥離があると、隙間から水が入って建物内部に浸入してしまうおそれがあるため、もし見つけたら補修工事を依頼するのが望ましいです。

5. 塗装を長持ちさせるコツとは

年数が経つにつれて塗装は劣化していきますが、定期的な手入れとメンテナンスを行なえば、塗装が長持ちするでしょう。

外壁の手入れとメンテナンスの具体的な方法を解説します。

定期的に外壁をチェックする

塗装会社に外壁の状況を見てもらうように依頼すると、自身では気付けなかった不具合を早期に発見できる可能性があります。

雪や霜、乾燥などで受けたダメージに対して早めに補修するには、雪解け後の春ごろの点検がおすすめの時期です。

なお、外壁だけでなく屋根の塗装チェックも依頼すると手間が省けるでしょう。

日常的にできるメンテナンス

モップやブラシで塗装外壁についた汚れを落とすだけでも塗装の機能が発揮され、外壁が劣化するスピードが抑えられます。

外壁にコケやカビが生えている場合は、日当たりや水はけが悪い場所である可能性があります。

引用:プロタイムズ盛岡北店・花岡店

やわらかいスポンジでの水拭きや高圧洗浄機を活用したり、カビやコケ用の除去剤を使ったりしてカビやコケを落とすだけでも長持ちするでしょう。

塗装前には下地処理を行なう

下地処理とは外壁塗装の前に行なう作業であり、塗料が剥がれないようにして、外壁の耐久性を上げるのに重要な工程です。

下地処理の流れとして、ワイヤーブラシやスクレーパーを使って古い塗膜やサビを除去するケレン作業を行ないます。

シーリングが劣化している場合は、新しいシーリングへと打ち換えする必要があります。

外壁に生じた傷やひび割れはシーリング材やパテで補修して終了です。

6. 塗装会社に相談するタイミングと業者選びのポイント

塗装会社にどのタイミングで外壁塗装の相談をしたらよいか、信頼できる業者とそうでない業者の見分け方がわからないと悩む方が多いです。

塗装会社にいつごろ相談をしたらよいのか、業者選びで知っておきたいポイントを解説します。

塗装会社へ相談するベストなタイミング

築10年を過ぎている場合や外壁の劣化サインが見つかった場合が塗装会社へ相談するタイミングとなるでしょう。

また、近隣で塗装工事が始まったときも、塗装会社へ相談する目安となります。

信頼できる塗装会社の見分け方

引用:プロタイムズ盛岡北店・花巻店

盛岡市で外壁塗装の実績が多い塗装会社に相談しましょう。

気温や湿度などの気候を無視した外壁塗装は、仕上がりや耐久性に悪影響を及ぼす可能性があります。

実績が多い塗装会社であれば、気候に合わせた施工日程の調整や塗料の決定など柔軟に対応してもらえるでしょう。

引用:プロタイムズ盛岡北店・花巻店

また、塗装会社に相談する際に、建物の状況確認で現地調査の内容や報告書を出してくれるかも、優良な塗装会社であるかを判別するポイントとなります。

報告書には外壁の劣化状況とどのような補修工事が必要か、今後のメンテナンス計画が明記されているかを確認します。

写真や数値化されたデータも添付されていると、信頼できる塗装会社の可能性が高いです。

㎡単価、工程、塗料の種類などが明確に記載されている見積書かどうかも塗装会社を選ぶ際のチェックポイントです。

盛岡市での外壁塗装はプロタイムズ盛岡北店・花巻店へ

盛岡市は寒暖差が激しい内陸性の気候で夏は比較的湿度が高く、7月と8月の最高気温は30度を超えるケースもあり、蒸し暑い日が続く一方で、冬は寒さが厳しく最低気温は約-10℃を下回り寒い地域に該当します。

夏と冬の寒暖差を比較すると約40℃と差があるのが特徴となります。

 

外壁塗装は「いつやるか」が大事です。

盛岡市のような寒冷地では、一般的な耐用年数よりも少し早めの対応が必要となります。

築年数だけでなく、気候や外壁の状態を見ながら、適切な時期に塗装を行ないましょう。

気になる点があれば、地域密着型で実績豊富な「プロタイムズ盛岡北店・花巻店」へお気軽にご相談ください。

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