スタッフブログ
【盛岡市】雪害から家族を守る雪止め対策
2025.03.10
スタッフブログ
はじめに
こんにちは！
プロタイムズ盛岡北店・花巻店（株式会社T’sリノベーション）です。
私たちは岩手県盛岡市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。
近年、全国的に雪害のニュースを耳にする機会が増えています。盛岡市も例外ではありません。雪害による被害の多くは、「雪止め」を設置することで防ぐことができます。
「うちは雪止めなんて付いてない…」
という方でも大丈夫！ 雪止めは後からでも設置することができます。
雪止めを後付けして安心安全な暮らしを手に入れましょう！
1. 雪害から家を守る！「雪止め」ってどんなもの？
寒冷地ではおなじみの雪ですが、美しい景色をもたらす反面、建物への重みや落雪による事故など、深刻な被害をもたらすことがあります。そこで注目したいのが「雪止め」です。
屋根からの落雪を防ぎ、建物や人を守る雪止めについて詳しく解説します。
雪止めとは？
雪止めとは、屋根に積もった雪が一度に大量に落下するのを防ぐための建築部材です。主に屋根の軒先に設置され、積雪地域では重要な役割を果たしています。
雪止めを設置することで、屋根からの突然の落雪による事故や被害を防ぐことができます。特に通行人や駐車している車両、近隣の建物への被害を未然に防ぐ効果があります。また、大量の雪が一気に落下する際に発生する可能性のある、雨樋や鼻隠しなどの建築部材の損傷も防ぐことができます。
雪止めは、金具やフックなどを一定の間隔で屋根に取り付け、雪の滑落を抑制する仕組みです。積もった雪が屋根の熱で徐々に溶けながら落下するよう設計されています。積雪の多い地域では、多くの自治体が安全対策として雪止めの設置を推奨しています。盛岡市でも設置を呼びかけています。
雪止めがないとどうなる？落雪による被害と危険性
雪止めがない屋根からの落雪は、深刻な事故や被害を引き起こす可能性があります。最も危険なのは人的被害で、突然の落雪により歩行者や住民が直撃される可能性があり、重傷や最悪の場合死亡事故にまで発展することがあります。
また、建物に関しても大きな被害が発生する可能性があり、屋根自体の損傷や、雨どい、カーポートなどの付帯設備が破壊される恐れがあります。さらに、隣接する建物にも被害が及ぶ可能性があり、近隣トラブルの原因となることもあります。
駐車している車両への落雪被害も深刻で、大規模な破損や修理費用が発生する可能性があります。また、雪止めがない屋根では、雪下ろし作業時の危険性も高まり、作業者の転落事故などのリスクも増加します。
このように、雪止めの不備は人命や財産に関わる重大な事故につながる可能性があるため、適切な対策が不可欠です。
2. これで安心！雪止め後付けのメリット・デメリットを紹介
冬の寒さが厳しい地域では、屋根からの落雪対策が重要な課題です。既存の建物に雪止めを後付けする方法は、多くの家庭で検討される選択肢の一つです。しかし、後付けには様々なメリットとデメリットが存在します。
ここでは、雪止め後付けの特徴について詳しく解説します。
雪止めを後付けするメリット
雪国で暮らす人にとって、冬の雪は大きな悩みの種です。屋根に「雪止め」付けることで、冬の生活がずっと安全で快適になります。
まず、雪止めがあれば、屋根に積もった雪が急に落ちてくることを防げます。通学路や玄関前で突然雪が落ちてきたら危険です。車が壊れたり、最悪の場合は人がケガをしたりする可能性もあります。しかし、雪止めがあれば、雪はゆっくりと溶けて落ちるので、そういった心配がなくなります。
また、雪の重みで屋根や雨どいが壊れることもよくありますが、雪止めを付ければその心配も減り、家の寿命を延ばすことができます。
冬休みや週末に、屋根の雪下ろしをしている家庭も多いと思います。高所での作業は危険であり、とても大変な重労働です。雪止めを設置すれば、雪下ろしの回数を減らすことができるのです。
つまり、雪止めは家族の安全を守り、家を長持ちさせ、冬の生活をラクにしてくれる、とても便利なものといえます。
雪止めを後付けするデメリット
雪止めを後付けする際の主なデメリットは、工事費用がかかることです。また、既存の屋根に新たに部材を取り付けるため、家の外観イメージが変化する可能性があります。さらに、取り付け作業時に屋根材を傷つけてしまうリスクや、不適切な施工による雨漏りの危険性も考えられます。
しかし、これらのデメリットは信頼できる業者に依頼することで最小限に抑えられます。落雪事故の防止という大きなメリットと比較すると、導入を検討する価値は十分にあるといえます。
3. 種類はこんなに!? 家の外観を損なわない、最適な雪止めとは
雪国で暮らす人にとって、屋根からの落雪対策は欠かせません。雪止めには様々な種類があり、それぞれに特徴があります。
ここでは、住宅の外観の美しさを保ちながら、効果的に落雪を防ぐ雪止めの選び方について詳しく解説していきます。
雪止め金具
屋根材の隙間に取り付けて積雪の滑落を防止する最もスタンダードな部材です。安価で後付けも容易なため、多くの住宅で採用されています。洋瓦・和瓦をはじめ、スパニッシュ瓦、スレートなど、ほぼ全ての屋根材に対応しています。
形状はL字型が一般的で、材質はステンレスや亜鉛メッキ、アルミなどがあります。降雪量に応じて必要な量を均等に配置し、後からの追加設置も可能です。
雪止め瓦
雪止め瓦とは、屋根の積雪が一度に滑り落ちることを防ぐための瓦です。主に2種類あり、1つは雪止め機能が組み込まれた一体型の瓦で、もう1つは既存の瓦に金具を取り付けるタイプです。
一体型は瓦を交換するだけで雪止め機能が得られ、見た目も美しく仕上がります。金具タイプには富士型や扇型、マウント型などがあり、ステンレス製が一般的です。これらは野地板（屋根の下地となる木の板）にビスで固定され、積雪地域での建物や人々の安全を確保する重要な役割を果たします。
アングル型
雪止めアングルは、点で雪を受ける一般的な雪止め金具と異なり、長い棒状の金物で線状に雪を受け止める構造です。主に金属屋根の住宅で採用され、高い雪止め効果を発揮します。既存の金具を利用して後付けで設置することも可能で、従来の雪止め金具では落雪を十分に防げない場合の対策として用いられています。
積雪量の多い地域では、2段または3段の設置と受け金具の増設が推奨されます。アングルは雪の重みを直接受けますが、重みの分散が必要な場合は、雪止め金具を千鳥配置にして点で受ける方法も効果的です。
雪止めネット
雪止めネットは、屋根の軒先に取り付けることで、雪の滑落を防ぐための網状の製品です。積雪地域で建物や通行人を守るための重要な設備として利用されています。網目構造によって屋根上の雪を効果的に捕捉し、緩やかな落雪を促すことで安全性を確保します。
スレート屋根、金属屋根、瓦屋根など、様々な屋根材に対応可能で、特に軒先での雪の堆積を防ぐ効果が高いのが特徴です。また、氷柱や巻きダレの形成を抑制する働きもあり、冬季の建物管理において重要な役割を果たしています。耐久性に優れ、長期間にわたって安定した雪止め効果を発揮します。
雪止めが後付けできないケース
雪止めの後付けが困難なケースとして、まず屋根材が老朽化して強度が不足している状態が挙げられます。この場合、雪止めを取り付けることで屋根材が破損するリスクが高まります。
次に、ビルやマンションの屋上に見られる防水シート工法の屋根では、シートに穴を開けることで防水性が損なわれるため、後付けは避けるべきです。
また、アスファルトシングル葺きの屋根は、屋根材同士の密着度が強く、雪止め金具を差し込むことができないためです。加えて、アスファルトシングルは材質が柔らかく軽いため、雪止め金具の設置に向いていない点も考慮しなければなりません。
4. 雪止めの後付けって大変？ 工事の流れをチェック！
雪止めは既存の屋根に後付けすることは可能ですが、どんな工事になるのか気になりますよね。ここでは、雪止めの後付け工事の具体的な流れと期間についてご説明します。
工事の流れ
工事の流れは、概ね以下の通りです。
1. 現地調査・見積もり
2. 契約
3. 足場設置
4. 雪止め設置
5. 足場の解体
雪止めの後付け工事は、まず専門業者による現地調査から始まります。屋根の形状や勾配、材質を確認し、最適な雪止め工法と見積もりを提案します。
契約後は作業の安全を確保するため、建物周囲に足場を組み立てます。屋根材の種類に応じて適切な取り付け方法を選択し、雪の重さや滑り方を考慮して決められた間隔で雪止め金具を設置していきます。
金具の固定には防水性を確保するため、特殊なシーリング材やボルトを使用します。すべての設置作業が完了したら、取り付け部分の防水確認を行い、足場を解体して周辺の清掃を実施します。最後に施工箇所の点検と作業報告を行って工事は完了となります。
工事期間の目安
雪止めの後付け工事期間は、一般的な戸建て住宅であれば1日から4日程度で完了することが多いです。ただし、屋根の広さや形状が複雑な場合、また選択する雪止めの種類によって工期が変動する可能性があります。加えて、天候条件も工事期間に大きく影響し、特に降雨や強風時は作業が中断されることがあります。
冬期間は積雪により工事自体が実施できない場合もあるため、雪が降る前の秋口までに工事を完了させることが推奨されます。施工業者との事前相談で、具体的な工期について詳しい打ち合わせを行うことが重要です。
5. 気になる費用相場は？
雪止めの設置費用は、屋根の形状や面積、選択する雪止めの種類、そして工事の規模によって大きく変動します。一般的な相場として、雪止め金具を使用する場合は13万円から16万円程度が目安となります。特に扇形タイプや羽根つきタイプがこの価格帯に含まれます。より頑丈なアングルタイプを選択する場合は、15万円から20万円程度の費用が必要となります。
ただし、これらは雪止め材料と取り付け工事費用のみの金額であり、足場の設置が必要な場合は、追加で10万円から30万円程度の費用が発生します。そのため、総額では10万円から60万円程度の幅広い価格帯となることが一般的です。
なお、施工を依頼する業者によって見積もり金額に差が出ることも多いため、複数の業者から見積もりを取ることをお勧めします。また、建物の立地条件や降雪量なども考慮に入れて、適切な雪止めの種類を選択することが重要です。
6. 失敗しない！ 雪止め後付け施工会社選びのポイント
雪止めの後付け工事は、冬の安全対策として重要な役割を果たします。しかし、施工会社選びを誤ると、不適切な施工や高額な費用請求などのトラブルに発展する可能性があります。そこで、信頼できる業者を選ぶための3つのポイントをご紹介します。
相見積もりをとる
雪止め後付け施工会社を選ぶ際は、複数の業者から相見積もりを取ることが重要です。一社だけの見積もりでは、その価格が適正なのか、工事内容が妥当かを判断しづらいためです。
複数の施工会社から見積もりを取得することで、価格の相場が把握でき、適正価格での契約が可能となります。また、各社の見積書の内容や提案内容を比較することで、より信頼できる業者を見極めることができます。
見積書の記載内容の丁寧さや説明の分かりやすさなども、業者選定の重要な判断材料となります。さらに、相見積もりを取ることで、不適切な価格設定や不透明な見積もりを提示する悪質な業者を避けることもできます。
プロタイムズ盛岡北店・花巻店（株式会社T’sリノベーション）は、無料で見積もりをおつくりします。
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優良な施工会社を見極める
雪止め工事の優良な施工会社を見極めるためには、まず見積書の内容を確認することが重要です。工事内容や使用する部材、施工手順などが詳細に記載され、分かりやすく説明されている会社は信頼できます。また、施工実績が豊富で、建設業許可や関連資格を持つ職人を多く抱えている会社を選びましょう。
営業面では、過度な押し付けや強引な勧誘を行わず、顧客の要望に真摯に耳を傾ける姿勢も重要な判断材料となります。地域に密着して長年営業している会社は、アフターフォローも充実していることが多く、工事後のメンテナンスや補修にも迅速に対応してくれます。さらに、工事保証制度が整っていることも、優良な施工会社の特徴です。万が一の不具合や破損時の対応方針が明確で、長期的な保証を提供している会社を選ぶことで、安心して工事を依頼することができます。
プロタイムズ盛岡北店・花巻店（株式会社T’sリノベーション）は、施工会社による工事保証と塗装会社による製品保証というW保証が受けられます。
詳しくは、こちらをご覧ください。
悪質業者に注意する
雪止め工事の後付け施工では、悪徳業者による被害が後を絶ちません。特に多いのが、必要以上の工事を提案して費用を水増しするケースです。例えば、屋根全体の雪止めが必要ないにもかかわらず、全面施工を勧められるといった事例があります。また、安価な材料を使用しながら、高額な見積もりを提示する業者もいます。雪止め金具の品質は安全性に直結するため、必ず使用する材料の詳細を確認しましょう。
信頼できる業者を選ぶためには、施工実績や業界での評判を事前に調査することが重要です。地元に根付き、長期間にわたって事業を続けている地域密着型の施工会社の方が高い信頼性を有しているといえるでしょう。
7. 盛岡市で雪止めの後付けをご検討の方は、プロタイムズ盛岡北店・花巻店（株式会社T’sリノベーション）にご相談ください
雪止めは、屋根からの落雪による事故や建物への損傷を防ぐ重要な建築部材です。後付けが可能で、金具やフック、アングル型、ネットなど様々な種類があります。工事期間は1～4日程度で、費用は総額10万円から60万円程度です。施工会社選びでは、相見積もりの取得や実績確認が重要です。
雪止め設置を検討している方は、プロタイムズ盛岡北店・花巻店（株式会社T’sリノベーション）での無料相談をお勧めします。
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